SDGs達成に向けては、持続的な社会発展が必要であり、従業員が参加する消火訓練や交通事故ゼロを目指した安全教育、自然共生社会の実現を目指した環境の整備、未来を担うこどもたちへの楽しい工場見学など、地域課題の解決に向けた成田工場ならではの等身大の取り組みを実施しています。
成田工場の様々な取り組みの中から一例を写真と共にご紹介します。
1.就業体験活動、工場見学の受け入れ
工場見学については、近隣の小学校の先生や生徒を招き毎年実施しています。大きな射出成形機で食器ができる様子を見たり、産業用ロボットが稼働する様子を見たりと、普段学校では見られないものを見て目を輝かせています。工場見学はほかにも、食器をご使用いただいている自治体、病院、福祉施設、取引先企業等、さまざま受け入れ、依頼に応じて毎月実施しています。大学生の就業体験活動(インターンシップ)も毎年依頼をいただき受け入れています。工場見学や就業体験活動を受け入れることで、当社側もさまざまな気づきを得る機会となっており、お互いに実施して良かったなと思える活動になっているのではないかと実感しています。工場見学や就業体験活動をご希望される方は、最寄りの当社営業所、成田工場にお問い合わせください。
2.工場周辺のゴミZERO運動
工場立地法では、緑地と環境施設の設置、さらに、それぞれの面積率が義務付けられており、成田工場も法に準拠して設置しています。緑地には樹木の植え込みや垣根などもありますが、これらの手入れ、維持管理は基本的に社員が就業時間内に実施しています。これらを実施する中で、工場周辺のゴミを拾うなど自発的に環境美化の活動することも根付き、現在は「ゴミZERO運動」として定着しています。
3.消防訓練(初期消火訓練)
防火管理者の選任が必要な規模の建物(防火対象物)は、消防訓練(通報・消火・避難を行う訓練)を定期的に実施する義務があります。 年2回以上訓練を実施する義務と、訓練を事前に通報連絡する義務があります。成田工場では管轄する消防署員に立ち合っていただき年2回実施しており、工場内の従業員は基本的に全員が参加しています。どんな建物でも火災が起きる可能性があり、成田工場も例外ではありません。いざというときに速やかに行動を起こせるよう、従業員一人一人が自身の目で確認し、また消火や避難の行動を体験し、万が一の事態に備えています。
4.消防訓練(放水訓練)
工場や倉庫には消防設備を設置すること、さらに、定期的に消防設備の点検をして消防長または消防署長に届け出・報告をする義務があります。成田工場でも法令に準拠してこれらを実施しています。工場ならではの消防設備として放水設備があります。工場の建屋で火災があった際、消化器など小さな設備での初期消火だけでは対処できず、ホースを使って放水する必要がでてきます。ホースがどこに格納されているか、どうやって放水するのかなど、年に2回の消防訓練の一環として確認・実施しています。